【入力・校正・テープ起こし】 かたつむり工房

沿革

1993年9月 : ワープロによる入力業務を開始。
〔テキストベタ打ち、名簿(住所録)等〕

機械設計の会社に勤めながら外部の学校で入力のための講習を受け、そこを卒業と同時にワープロを購入して同じ系列の会社から与えられた仕事をする、という経路でのスタートでした。
高価なワープロ、細かく単純で面白みのない入力内容、そして低い単価…と、今思うとなんともはや、という感じですが(笑)、それでも私の踏み出すきっかけとなってくれました。ここで知り合った方から、次の業務へと繋がっていきました。

1995年10月 : パソコンによる入力業務に切り替える。
〔テキストベタ打ち、名簿(住所録)、アンケート回答入力等〕

初めて自分で買ったパソコンは、Windows3.1搭載のA4サイズノートパソコンでした。この夏に少しの間、実父を手伝って機械設計に関わっていました。その際、機械の設置現場で図面を修正する作業が必要だったため、ノートパソコンにCADシステムを入れて持ち歩くことになったのです。
秋になって兄と二人暮らしの東京のマンションに戻り、このパソコンで仕事を再開しました。ワープロ時代からお付き合いのあった方々が、やはりパソコンに切り替えてきた頃で、データのコンバートに今より手間がかかっていましたね。

1996年3月 : MachintoshによるDTPを始める。
〔使用ソフト:QuarkXPress3.3,Illustrator/小冊子、英語問題集、学習参考書等〕

テキスト入力でお世話になっていた方からDTPもやってみないかとお話があり、その方からパソコンもソフトも一式お借りして始めることになりました。天職! と思うくらい毎日楽しく仕事をしていました(笑)。

1999年12月 : DTP業務を終了。校正業務を開始。
約3年の業務を経て、DTPから手を引きました。使用パソコンがシステムの変遷に付いて行きにくくなったこと、作業単価の下落などが主な理由でした。この後も多少、WindowsベースでのDTPは受けておりますが、冊子ではなくペラものをごく稀に扱うのみ。新規の方からのDTP依頼は承っておりません。

2004年3月 : 自費出版物の編集補助を引き受ける。
〔校正・校閲、編集の提案、販促用コピー作成等〕

入力用原稿として届いた書籍にあまりにも誤字・脱字が多かったため、その本自体の校正まで引き受けたことから校正業務を開始。その後改めて校正について学びました。
その校正の仕事の実績から、当時住んでいた場所のすぐ近くにあったデザイン・DTPの会社とのお付き合いが始まり、やがて編集提案などもする外部スタッフとして仕事を受けることに。
自費出版物として取り扱うものは基本的に素人の文章ばかり。誤字・誤用が多すぎて、スタッフ皆で「何が正しいのかわからなくなる!」と頭を抱えながら続けていた仕事でした(笑)。現在は校正のみお受けしております。

2007年12月 : 一時的に業務縮小。
なんと乳がんが見つかりまして、12月半ばに手術。
手術自体はそれほど困難なものではなく、集中治療室からも手術後すぐに追い出される始末(^_^;)。本当はその日一日そこで過ごす筈だったんですけど…。3泊4日の入院で、その前後ともに比較的元気にしていましたが、がんは術後の治療がたいへんなため、仕事の受注量をかなり減らしていました。取引先の皆様にもだいぶ気を遣っていただき助かりました。

2012年6月 : 業務内容にテープ起こしを追加。
テープ起こしの勉強をし、業務を開始。地道に実績を積み上げています。